2014年12月10日水曜日

罵倒されて傷ついた心がいやされた

母を介護しながら、同じことを毎朝毎朝繰り返し言わなければならないことがあって、
次第に
朝っぱらからガミガミ母に小言を言うようになっていました。
母も負けてはおらず、しばしば言い争いになりました。
すると、父が
激怒して、
「いちいちガミガミ言うな!
嫌なら、するな!
オイがする!
お前なんか出て行け!」と私に怒りをぶつけました。

父が怒ったのは、ただ自分が寝ていられなくなるから
という、自己中心的な理由であって、
私がなぜ、そんなに必死になって母に小言を言っているかなど、どうでも良かったので、
私は責められ、本当に傷ついてしまいました。

よく、夜泣きする赤ちゃんの声がうるさくて、妻を責めるご主人がいますが、それとよく似ていました。

父には介護なんかできるわけはないし、
やったとしても、三日ともたずに倒れ、私にそのツケは回ってきます。
好き嫌いに関わらず、私は介護から逃げられない立場にあって、しかも追い詰められているのに、
父が、助けたりねぎらったりするどころか、自分が不愉快だという理由だけで罵倒したので、
生きる気力もなくなりそうでした。
と言っても、介護は容赦なく私の前にあり、
ただただ毎日、相変わらず追い立てられていました。

父の言葉は強く心に突き刺さり、感謝しても感謝しても、
悲しくて涙がでそうでした。

すると、
父が肺炎になりました。
急に寝込み、動けなくなりました。
私が助けなければ、
起き上がることも、寝返りすることもできなくなり、10日たってもハッキリせず、
生命に危険が迫っていると心配されるほどになりました。
しかし、神さまはあわれみ深く、
看病し続けるうちに、回復の兆しが見えてきたとき、
父が私に、「えり子さまのお陰です。」と言ったのです。

私は、
神さまのお陰でしょ?と訂正しましたが、
私を激しく責め、出て行けと罵倒して傷つけた同じ父の口から、
私に対する感謝の言葉が出て、
まるで、殺された私の心が、
よみがえったと思うくらい
いやされました。
今は父は、よくここまで甘えられるなあとあきれるほど、
「頼む!助けて!」と、私に助けを求めるようになりました。
今、眠っていた父が目を覚まして私を呼びました。

そして、
こう言いました。
「オイが眠っている間に、
おかあさんとえり子のやり方に反対する悪い奴が出て来たけん、オイがやっつけたけんね。安心してよかよ。でもまだ注意せんばよ」

Joy

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